オシャレに興味がある人でもオシャレじゃなくなる！？住んでいる地域がファッションに与える影響

こんにちは、Mikaです。

移住してからあまり服を買っていないことに気づきました。
お客様からの依頼を受けて通販サイトを見ることはありますが、
自分の服を買うために通販サイトを眺めたり、
お店に気軽に行けないこともあって、ウィンドーショッピングをすることも減りました。

あれ？私スタイリストなのに服に興味がなくなってる？と思ったんです！

住んでいる環境が与える影響はかなり大きくて、
自分の気分が上がる服よりも
機能性重視の服を選ぶようになり、
汚れたらもったいないからと
クローゼットの奥にしまっている服もあります・・・。

田舎に住んでいる人でもお洒落を楽しむ方法はあるのでしょうか。

田舎でお洒落な人が少ないのは浮くからではない！？

私はパンツよりスカート派、スニーカーもヒールもブーツも好きという人間です。
カジュアルながらも女性らしさを感じる服が好きです。

移住してからというものの、夏場は比較的お洒落していますが、
冬場はスウェットやパーカー、ニット帽という組み合わせが基本です。
雪も降る地域なので、冬場の足元は厚手のレギンスに厚手の靴下を合わせ、
雪道で滑らないようにスノーブーツもしくは長靴です。

なぜお洒落をしなくなったのかというと、
その環境に適した服を着る方が安全で、周りと馴染むからです。

つまり、好きなものを着たいという気持ちよりも
環境に適応する方が田舎では大事になります。
お洒落をしたいけどお洒落ができない。
オシャレに興味がある人でもオシャレじゃなくなる。

服の印象を決定づけるのは色・形・素材の3つの要素、そして環境

服単体を見たときにどんな印象を受けるかは「色・形・素材」の3つの要素で決まります。

はっきりした色なのか、落ち着いた色なのか。
ゆるっとしたシルエットなのか、ピッタリしたシルエットなのか。
サラサラなのかフワフワなのか。

その3つの要素によって可愛い雰囲気になったり、
かっこいい雰囲気に見えたり、垢抜けた印象に見えたりします。

そして私はこの3つの要素に環境という要素も追加したい。
環境によってその服の印象が変わるからです。

例えば、ピンヒールのパンプス。
都会だとお洒落、洗練されている、綺麗めといった印象に見えますが、
田舎だと危ない、見栄を張っているといった印象に見えます。

対して、ダウンジャケットはどうでしょうか。
都会だと野暮ったい、太って見えるといった印象に見えませんか。
田舎だと暖かそう、動きやすそう、丈夫そういった印象です。

最近はノースフェイスをはじめとしてアウトドアブランドが注目されているので、
都心部でもダウンジャケットを着ている方を見る機会は増えましたが、
電車やバスでの移動が多い方は邪魔になったりするのであまり着ないですよね。

このように、環境によってオシャレに見えるアイテムもあれば、
機能性が重宝されるアイテムもありますので
環境に合わせたアイテム選びというのが重要になってきます。

普段の生活から旅行、お出かけ含め、自分が今いる環境に合わせた服選びを！

”TPOをわきまえた服装をしましょう”とよく言われますが、
服を選ぶときはどんな環境に身を置くかを考えて選べば
TPOをわきまえた服装ができますね。

海外に旅行する際はスリに狙われないよう、地味な服を着たり、
ブランド品を身につけないなど対策を取りますよね。

富士山に登る！ってなったら
登山に適した服装はもちろん、寒さや雨・雪対策も考えてアイテムを選ぶはずです。

普段の服選びを適当にしていませんか。

私が思う、田舎でお洒落を楽しむ方法は
服選びを機能性だけで選ばないことだと思います。
どうしても寒さ対策や動きやすさ重視になってしまいますが、
服装は自分を表現するものであることを忘れずに、服選びをすることが大事だなと。