パーソナルカラー診断や骨格診断を受けても意味ない!?診断を受けても似合うものがわからなくなる理由

こんにちは、Mikaです。

インスタのプロフィールに「イエベ春、骨格ストレート」と記載している人を見たり、
骨格スタイル別のTシャツが売られていたりと
パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断などのファッションに関する診断が広く知られるようになったと実感しています。

実際に診断を受けることで、服やメイク、髪の色が選びやすくなったと感じている人もいる一方で、
何を選んだらいいか結局わからない、診断結果に納得いかないという方も多いのではないでしょうか。


似合う提案を受けたのに、なぜ似合うものがわからなくなるのか


なぜ診断を受けたのに似合うものがわからなくなるのか・・・。
結論から言うと「診断結果があなたの生活スタイルに合っていない、もしくは好みではないから」です。

例えば、あなたが下の画像のような、”爽やかで明るい色が似合いますよ”と
パーソナルカラー診断を受けたとします。


でも今まで白やグレー、ネイビーなどを着ていたとしたらどうでしょう?
いきなり色物のアイテムに挑戦するのは気が重くないですか?

”似合う”とわかっていても、今まで着ていた自分が着ていて落ち着くアイテムをついつい手に取ってしまいませんか?

今までの習慣を変えるのは誰でも難しく感じるものです。


食事でもそうですよね。
健康のために体にいいものを取り入れなければ!と思っていても
お菓子を食べてしまったり、ファーストフードが食べたくなるときありませんか?
そしてお魚やたくさんの野菜を買ってみたものの、どうやって調理したらいいかわからない・・・。
なんてこともありますよね。

自分の好きなものをわかっていなくても、
その診断結果が取り入れにくいと感じてしまうということは
深層心理では好きではないと言えるでしょう。


つまり、自分の好み(生活スタイル)と診断結果がマッチしていないと
診断結果を受け入れることが難しく、
結果迷子になってしまう
と言うのが私の意見です。

診断を受ける人には2タイプいる


なぜ提案を受けた「似合うもの」が好きではないと感じてしまうのでしょうか。

それには診断を受けたいと思う理由にあります。


皆さんは、診断を受けたい!と思ったきっかけは何ですか?
おしゃれな人が受けていたから?
似合う服がわかるようになって、服装迷子から脱出できるかもと思ったから?

理由は人それぞれあると思いますが、
私の経験上、診断を受ける人には2タイプに別れます。

まず、「自分のファッションセンスに自信がない方」
何を着ていても似合っているかわからない方。
服をいつ買ったか覚えていなかったり、
子どもと一緒にいるから、仕事で汗をかくからなどといった理由から
機能性重視で選ぶ人にも多いタイプです。


もうひとつのタイプは「プロ(診断結果)と自分のセンスの答え合わせをしている方」です。
どういったタイプかというと、SNSやファッション誌で情報を得たり、
流行を取り入れることにも気を使う、ファッションの知識がある人です。
自分の中では似合っている服を着ているけど、
本当に似合っているのか確かめたいと思っている方です。


そして診断結果や提案を受けた似合うものが好きになれないと思うのは、後者のタイプに多いです。

なぜかというと、自分のスタイル(好み)が確立している状態から
また立て直すのはとっても大変だから。


診断を受けただけで満足してませんか?


パーソナルカラー診断や骨格診断を受けて似合うものを教えてもらったからといって、
すぐオシャレになるわけではありません。

プロからの意見を聞いて手っ取り早くお洒落になりたい、
ファッションは好きだし興味がないわけではないけど、
自信がない、わからないから診断を受けてなんとかなると思っている人は
正直にいうと他人任せになっている状態です。

診断結果を踏まえた上で、ご自身で研究していくことが大事なのです。

診断結果を全て受け入れる必要はなくて、
納得できないことは納得できない!でいいんです。
似合うと提案された服がちょっと好きじゃないから色だけ取り入れようとか
顔タイプには合わないけど私はこのバッグが好き!でいいんですよ。

問題なのは、プロが言うから間違いないと信じきってしまうこと。
ご自身の好きなものやこだわりを診断結果で削ぎ落としてしまうこと。





似合うもの(診断結果)<自分が好きなもの・気分が上がるもの



この記事が参考になれば幸いです。